【中山新馬戦】クローバーズ“2週連続V”へ

[ 2011年6月24日 06:00 ]

厩舎内で引き運動をするフロムクローバーズ

 新馬戦も2週目に突入。注目は中山日曜5Rでデビューする新種牡馬ダイワメジャー産駒のフロムクローバーズ(牝=上原)だ。皐月賞、天皇賞・秋などG1・5勝の父、フェアリーSを勝って桜花賞に駒を進めた母フェリシアも上原厩舎で育った秘蔵っ子だ。

 父と同じ栗毛。460キロ台のバネを感じさせる好馬体。上原師は「メジャーの子は父に似た雄大な子が多いけど、この馬は走りも軽くて父と母を半々にした印象。厩舎に来てからも順調」と目を細める。先週19日の阪神5Rでメジャー産駒のダローネガ(佐々木)が産駒初V。師は「幸先良く勝ってくれてうれしい」とわがことのように喜んだ。

 馬名の由来は上原厩舎のトレードマークの「四葉のクローバー」から取ったもの。クラシックを意識して1800メートルで初陣だ。「先週(産駒が)勝った直後で騒がれちゃうのかな?お母さんは短い距離を得意にしていたけど、距離は問題ないはず。そういうのもあって長めの距離から使う」。師はメジャー産駒の2週連続白星、母も挑んだ桜花賞参戦を夢見ている。

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