舌巻く調教師「武豊が出てきた共通点ある」

[ 2008年7月31日 06:00 ]

スポニチ

 周囲の評価は武のデビュー時(87年)と似ている。早くから武の才能に注目、騎乗機会を与えた浅見国一元調教師(現スポニチ大阪本社評論家)は「三浦君のレース運びは実にしたたか。長身で体が柔らかいのもいい。武君が出てきた時と共通するものがある」と、うなった。三浦の白星ペースは武の1年目を上回り、史上最速で30勝到達。武の父である武邦彦調教師は「豊は師匠の武田作十郎さんや浅見さんらの引き立てがあった。三浦君が多く乗れるのも師匠・河野さんのおかげ」と言う。肝心の技術も浅見氏は「馬に密着した騎乗姿勢には安定感がある。無駄な動きをしない」と評価する。

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2008年7月31日のニュース