ランベリ夏王者にはVが前提/小倉記念

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 サマー2000シリーズ初戦・七夕賞を悠々と逃げ切ったミヤビランベリ。目下、10ポイントで函館記念勝ちのトーセンキャプテンと首位に並んでいる。ただ、加藤敬師は「たぶん夏の間はもう使わないと思う」と小倉記念後はシリーズに参戦しない考えを示唆した。まだまだ出世が見込める逸材で、重度の骨折を経験しただけに無理はさせない方針。サマー2000シリーズのチャンピオンの座を狙うには、ここを勝つことが必要になってくる。

 最終追い切りはCWコースでの単走。6F標識の手前からスピードアップしながら最後まで辛抱した。牧田助手は「中2週になるけど順調に乗り込めている。以前に比べ後肢がしっかりした」と好調維持をアピールする。
 前走で重賞を勝っていながらハンデは55キロにとどまった。芝コンディションのいい小倉は持ち前のスピードを生かせる舞台。加藤敬師は「折り合っているように見えても好位からだと伸び切れない。戦法を決めつけるのは早いかもしれないが…今回もハナを切る形が良さそうだね」と今回も逃げの手に出る構え。鞍上には名手・岩田を迎え、逃走態勢は整った。

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2008年7月31日のニュース