岩手競馬 競走馬から禁止薬物検出

[ 2008年4月16日 21:15 ]

 岩手県競馬組合は16日、岩手競馬の7日のレースで1着になった「クードゥフードル」(牝五歳)から禁止薬物クレンブテロール(気管支拡張剤)を検出したと発表した。競馬法違反の疑いもあるとして県警に通報。調査チームを16日付で設置し、原因などを調べる。

 組合によると、レース終了後の尿検査で陽性反応が出た。組合は1着取り消しとともに30日間の出走停止処分とする方針。同馬以外の同じ厩舎の競走馬16頭も検査する。

 クレンブテロールは今年1月から使用が禁止された。組合は「原因を究明し、再発防止に努めたい」と話している。

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2008年4月16日のニュース