チャールズ、絶好の動き/皐月賞追い切り

[ 2008年4月16日 18:05 ]

ニューポリトラックコースで単走するマイネルチャールズ

 競馬3冠レースの第1戦、第68回皐月賞(20日・中山2000メートル芝、G1)の最終追い切りが16日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、京成杯、弥生賞と重賞2連勝中のマイネルチャールズが絶好の動きを見せた。

 マイネルチャールズは美浦のニューポリトラックコースで単走。直線で強めに追い出されるとラスト200メートルで12秒0をマークした。手綱を取った松岡正海騎手は「反応が良かったし、馬体も充実している。不安は何もない。中山の2000メートルは得意の舞台なので、負けられない気持ち」と手応えを感じていた。

 スプリングステークスを勝ったスマイルジャックは併せ馬で追われ、終始馬なりのまま併入。「前走はギリギリの仕上げだったが、反動はなく、いい状態」と小桧山悟調教師は笑顔だった。

 共同通信杯を制したショウナンアルバは3頭併せで、動きの良さが目立った。「気性の激しい馬だが、落ち着いていたね」と二ノ宮敬宇調教師。

 優勝賞金は9700万円。出走馬と枠順は17日午後に決まる。

 ▼マイネルチャールズ(稲葉隆一調教師)「弥生賞の時より良くなっている。後ろから差されたことがない馬で、勝負根性は抜群。期待している」

 ▼スマイルジャック(小牧太騎手)「先行力があってバテないのが一番の長所。今度も自分のペースを守って、好位で競馬ができたらいい」
 ▼ブラックシェル(武豊騎手)「ハードに追い切ったが、動きは申し分なし。息遣いも良かった。スタート不安などはあるが、勝つだけの能力を持っている」
 ▼レインボーペガサス(安藤勝己騎手)「スムーズな追い切りができた。落ち着いていて、力まず走っていた。じりじりと伸びるタイプ。この馬のリズムで走らせたい」
 ▼タケミカヅチ(大江原哲調教師)「けいこの時計は速くなったが問題ない。今回も弥生賞(3着)のような積極的な競馬で。良馬場でやりたい」

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2008年4月16日のニュース