日高の4施設で24頭が馬インフル感染

[ 2008年4月16日 19:14 ]

 北海道日高地方にある競走馬の生産牧場や観光施設などで、4月に入って、馬インフルエンザの感染が相次いでいることが16日、分かった。日高家畜保健衛生所(新ひだか町)によると、同日までに管内四町の四施設で、計24頭の感染が確認された。

 このうち、浦河町の乗馬観光施設「AERU(アエル)」では5五日以降、馬に発熱などの症状が出始めたため検査を行い、九頭の感染を確認。体験乗馬などは休止しているという。

 馬インフルエンザは昨年8月、日本中央競馬会(JRA)所属の競走馬に感染が確認され、道内にも拡大した。しかし道畜産振興課によると、昨年11月を最後に今年3月まで感染の届け出はなかったという。

 日高家畜保健衛生所は「今は種付けのシーズンで繁殖馬の移動も多い。感染が広がる可能性がある」としている。

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2008年4月16日のニュース