2歳の息子の母、でんぱ組・古川未鈴　人気漫画家の夫と交代制の子育て明かす　「凄く痛感」していることは

「でんぱ組.inc」古川未鈴インスタグラム（＠furukawamirin）から

　2025年に16年の歴史に幕を閉じることを発表したアイドルグループ「でんぱ組.inc」でセンターを務める古川未鈴（年齢非公表）が4月30日深夜放送のテレビ朝日「イワクラと吉住の番組」（火曜深夜0・15）にVTR出演。子育てとアイドルを両立する姿を披露した。

　古川は19年9月に「ぼくのわたしの勇者学」「斉木楠雄のΨ難」を手掛けた漫画家の麻生周一氏との結婚を発表。22年には長男を出産している。

　番組ではアイドルに「アイドル人生何点？」とのテーマでインタビューを行った。VTRに登場した古川は「35点ぐらい」と自己採点し、「私はずっとアイドルに憧れてずっとアイドルになりたい！って言って生きて来たんですけど、AKBさんのオーディションに落ちたりとか、モーニング娘。さんのオーディションに落ちたりとか、全部ダメで。結果的に私はでんぱ組.incで良かったって凄く思うんですけど」と語った。

　さらに「子供がいて、育児をしながら働くってヤバすぎる、世の中のお母さん凄すぎるんだなっていうのを今凄く痛感してる時期で」と告白。「それをやり切ることができたら、自分の低かった点数っていうのがきっとどんどん上がっていくんだろうなと思って」と続けた。

　番組ではその後、古川への密着取材も行った。その日はさまざまなアイドルが集まるライブイベントの日で、開場入りした古川は「きょうはこの後子供が応援しに来てくれるので」と明かした。

　するとリハーサル後、衣装姿となった古川のもとへ麻生氏に連れられて2歳の息子が。麻生氏も仕事があるため、ここで子育てを交代したとした。

　古川と麻生氏は互いに忙しい日々を過ごしておりスケジュールが不規則なため、息子の面倒は交代でみているとした。

　メンバーも集まる楽屋へ入って行くと、メンバーは慣れた様子で息子を歓迎。息子は靴を脱がずにソファーに上がろうとしたため古川が注意すると泣き出してしまい、あやす場面も。するとメンバーがスマホでグループの楽曲を流し、踊り出して子供を喜ばせた。

　古川は「マネジャーさんとかメンバーのみんながめっちゃ構ってくれるから、むっちゃ助かる。みんなも集中したいはずなのに、子供のために少しでもパワーを使ってくれてるところが申し訳なくもあるし、うれしいなという気持ちでもあるし」と感謝した。

　メンバーの藤咲彩音は古川が結婚した当時について「マジ！？でしたね。ちゃんと覚悟を持って自分の人生も、でんぱ組としての人生もどっちも歩んでいくっていうのはめっちゃつえー女だなっていうのを」と思っていたと明かした。相沢梨紗は「“結婚して、アイドル辞めなきゃいけないって風習が本当に嫌だ、嫌いだ”っていうのはずっと言ってたんで、それをちゃんと自分で体現して叶えたんだなと思って、やるじゃん！みたいな。カッコいいじゃん、みたいな」と笑顔で話した。

　そうしていよいよステージ本番。息子はマネジャーと楽屋で応援した。

　さらに別の日には山梨県のライブイベントへ。古川は空き時間に「もちろんどん欲には頑張りたいけど、頑張れば頑張るほど家の事がおろそかになっちゃうっていうのが現状あって。ここの折り合いってどうつけるんだろうなっていうのはなんか今はまだ模索中って感じです」と語った。