宝塚歌劇団、大幅にスケジュール変更 前売り完売で混乱必至か

[ 2023年12月15日 10:36 ]

宝塚大劇場
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 宝塚歌劇は15日、25歳の宙組劇団員が急死したことで指摘を受けた「過密スケジュール」について来年1月からの公演スケジュールを見直すと発表した。 主には過密な稽古スケジュール改善のため「週に10回」だった公演を「週に9回」に変更。稽古日数などを増加するため、すでに発表している初日を遅らせるなどし、新人公演については、来年の1月~3月については東京公演でのみ上演などとした。

 来年1月1日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎える予定だった星組公演については開幕を5日の午後3時半からに。2回公演日のうち1月11日、18日、30日の午後3時半公演は中止、などとした。

 また東京宝塚劇場で来年1月3日に開幕する雪組公演についても2回公演日のうち、1月9日、16日、23日、30日の午後6時開演、2月6日の午前11時の公演を中止する。

 いずれも前売りでは完売となっていた公演だけに混乱は避けられそうにない。歌劇団は「公演中止となる回が生じ、その回のチケットをお買い求めのお客様には、ご観劇いただくことができなくなり、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」とした。

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