元NHK・磯村尚徳さん死去 SNSでは「91年の都知事選の思い出」「銭湯と前屈」懐かしむ声も

[ 2023年12月13日 20:46 ]

91年、東京都知事選に出馬、都庁の模型を持ち、演説パフォーマンスをする磯村尚徳さん 
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 NHKの元ニュースキャスター、磯村尚徳さんが6日、94歳で死去したことを受け、SNS上では追悼のコメントが相次いだ。

 「かつて東京都知事選で風呂場で背中を洗い流すパフォーマンスやっってた」など91年の都知事選に言及する投稿が複数見られた。「91年都知事選の記憶は磯村尚徳の銭湯と鈴木俊一の前屈」と庶民派であることを訴えた磯村氏と、80歳での出馬で、高齢を批判された鈴木氏が立位体前屈で若さをアピールしたことを思い出す声も見られた。

 「95歳なられてたんですね。『キャスター』という言葉、この方で初めて覚えたかも」とニュースキャスターの先駆者としての姿を懐かしむ投稿も見られた。

 磯村氏は1953年、NHK入局。ワシントン支局長、外信部長などを務めたのち、74年から「ニュースセンター9時」の初代キャスターを務め「ちょっと、キザですが…」の枕詞で有名になった。「ミスターNHK」とも呼ばれ、話し言葉でニュースを伝えるスタイルで視聴者の好評を得た。82年12月に発売された著書「ちょっとキザですが」はベストセラーとなった。

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