宝塚雪組、急きょまた中止　「公演を安全に実施することが困難」10日までの同公演中止を発表

宝塚大劇場
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　宝塚歌劇団は8日朝、この日兵庫・宝塚大劇場で午後1時から行われる予定だった雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN　HOLIDAY」を中止すると発表した。10日までの同公演を中止する。12日以降（11日は休演日）については10日中に知らせるとしている。劇団は「公演を安全に実施することが困難なため」としている。

　同公演については前日の7日、午前11時開演の回が急きょ中止になった。宝塚歌劇団によると中止のアナウンスをしたのは開演時間を15分ほど過ぎてから。客席には満員のファンが着席していたが「出演者に体調不良者が出たため」と中止をアナウンスした。ただ、午後3時半の公演は行っていた。

　宝塚歌劇団では9月30日、宙組に所属していた25歳の劇団員が急死。これを受けて雪組公演は約3週間遅れで1日に開幕したばかりだった。さらに5日にも公演途中で「舞台上のトラブルで」（歌劇団）約40分ほど中断していた。