古市憲寿氏 万博の存在意義に疑問「未来ってスマホの中にいくらでも」「永遠になくていい」

[ 2023年11月10日 18:34 ]

古市憲寿氏 公式インスタグラム(@poe1985)から

 社会学者の古市憲寿氏が10日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、万博の存在意義に疑問を呈した。

 番組では、25年の大阪・関西万博にパビリオン出展を予定していたメキシコが、撤退する意向を関係者に伝えていたとの記事を紹介。来年6月の大統領選のため、予算措置が不透明になっている可能性があるという。

 万博は25年4月に開幕し、世界153の国・地域が参加する予定とされているが、会場建設費が最大2350億円と大きく膨れ上がった上、施設の建設遅れなど問題が山積されている。

 古市氏は万博について「もともと未来を展示するみたいな会だった」と説明しつつ、「今は未来ってスマホの中にいくらでもあるわけじゃないですか?わざわざ具体的な場所を作って、そこに人を集めて、未来を展示っていう発想自体が古くさいと思う」と指摘。「万博自体が永遠になくていいと思うんです」と切り捨てた。

 さらに「できたらいいですけど、どうせ貧乏くさいですよ、たぶん大阪。どうせ大したものができなくて、貧乏くさい未来を見に行くって、悲しくなるだけじゃないですか?」と容赦なく言い放った。

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