マナスル峰登山中の野口健氏にアクシデント 呼吸困難、肺水腫疑いで病院へ 事務所「本人も大変ショック」

[ 2023年9月21日 18:44 ]

アルピニストの野口健氏
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 アルピニストの野口健氏(50)が、ネパール・マナスル峰登山中にアクシデントに見舞われた。

 21日、自身のSNSが事務所によって更新され、「いつも応援ありがとうございます。野口ですが、昨日、C2に行き、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難となり、血中酸素濃度53%になってしまいました。酸素吸入を行い、登山隊同行医師に診てもらいましたが、肺水腫かもしれないとの事で、ヘリにてカトマンズにおり、病院にて診察してもらっています」と報告した。

 続けて「血中酸素は不安な数値のようですが、意識などははっきりしております」とし、「今回は、8月中旬からネパール入りし、高所順応も順調で、体調も悪くなかったようでしたので、本人もこのような事になり、大変ショックを受けております。状況がわかりましたら、改めてご報告させていただきます。 野口健事務所」とつづった。

 野口氏は今月16日、5800メートル付近のキャンプ1(C1)からベースキャンプに戻ったことを報告。その後もSNSを更新していたが、最後に更新したのは日本時間19日午後0時45分だった。

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