慶応107年ぶり夏Vに野球部OBのTBS井上アナ「アナウンサー失格です。公私混同…みんなありがとう」

[ 2023年8月23日 20:12 ]

TBS・井上貴博アナウンサー
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 夏の甲子園で慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を破り、107年ぶり2度目の優勝を決めた。同高野球部出身のTBS井上貴博アナウンサーが喜びのコメントを寄せた。前監督の上田誠氏と甲子園で熱戦を見守った。

 アナウンサー失格です。公私混同で、公平性を欠いています。今の感情を表す言葉が見つかりません。最強の仙台育英高校と最高の舞台で戦えたこと、これ以上ない時間でした。

 仙台育英は洗練された素晴らしいチーム。エールの交換から選手一人一人の相手をリスペクトする姿勢が随所にあり、現役として学生コーチとしてお世話になった恩師である前監督の上田さんとともにこの瞬間を見届けることが出来たこと、一生忘れません。

 全部員。監督。そして、部長、副部長や学生コーチなどの関係者、全ての力でつかんだ頂点です。そして、高校野球や学生スポーツの素晴らしさを発信してくれたこと、とても誇らしいです。くしくもインタビューで主将の大村くんが話していましたが、バカにされることも多く、辛い事ばかりだったと思います。ですが、結果で全てをひっくり返してくれた。107年の重み。弾ける笑顔が全国に届いたはずです。みんな、ありがとう。ありがとうございました。

 本来、取材を受けるべき方は他に多くいらっしゃいますし、諸先輩方がつないできてくださった想いが結実した結果。私がお話ししていることは心苦しいですし、アナウンサーにあるまじき公私混同であることおわびします。申し訳ありませんでした。

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