マツコ 渋谷の若者離れに私見「新しいものが生みづらくなってる」「悪い意味じゃなく普通の街に」

[ 2023年7月10日 17:42 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(50)が10日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、若者の渋谷離れに私見を語った。

 番組では、渋谷が再開発による高層化で30~40代のビジネスパーソンが増え、逆に若者にとっては楽しめる小さな店舗が減り、居心地が悪くなったと分析する記事を紹介。若者は新大久保に流れているとした。

 マツコは「若者に限らず、スタートアップ企業みたいな、お金とかあんまりないような人が何かを立ち上げる時って、渋谷と新宿とか六本木、都心部なんて、家賃すら払えない状態じゃない?新しいものが生みづらくなってるよね」と、都心部の地価高騰を指摘。一方で、「蔵前だの清澄白河だの、あっちがすごい話題になるけど、おしゃれだからという理由だけじゃなくて、家賃が安いからなのよ」と東京東部の街を挙げ、その理由を解説した。

 マツコによると、ファッションの街として栄えた原宿も、かつては同じ理由で人が来るようになったという。「“マンションアパレル”って言葉、70年代とかあったじゃない?マンションを1部屋借りて、そこでアパレル立ち上げるみたいな人が(いた)。要は安く借りられたから集まったんだって。でも青山だの代官山だのって、若い人なんて借りられないじゃない?そこからは…生まれないのよ」とつぶやいた。

 話題は渋谷の再開発に戻り、マツコは「しょうがないから東急はあんなビルを建てて富裕層とかじじい、ばばあ相手の商売にするしかないから、ああいう再開発してるんだろうと思う、逆に。若者、どうせ来ないから」と分析。当時、渋谷で遊んでいたギャルは「渋谷になんか来てない」とし、「レイクタウンに行ってるわよ。当時、渋谷に来ていたギャルはみんな結婚して、レイクタウンとかららぽーとに今、行ってるのよ」と推測した。

 渋谷の変化について、マツコは「悪い意味じゃなくて、普通の街になったんだと思う、渋谷が。特殊なヤマンバギャルみたいなのが来る街じゃなくて、大ターミナル駅」と、自身の見解を話した。

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