「どうする家康」本能寺は7・23「信長を殺す」家康黒幕説?ネット予想合戦に沸く「主犯」「秀吉と密約」

[ 2023年7月10日 09:15 ]

大河ドラマ「どうする家康」第27話。織田信長(岡田准一)から安土城に招かれた徳川家康(松本潤・右)だったが…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)中盤のクライマックスとなる戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)が、7月23日にオンエアされる第28話で描かれることが9日、明らかになった。番組公式ツイッターにアップされた予告動画で「7・23(日)本能寺の変」「#0723本能寺の変」と明言。この日の第26話ラストに「家康黒幕説」の可能性を示唆。SNS上には予想・考察が飛び交い、盛り上がっている。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第26話は「ぶらり富士遊覧」。瀬名(有村架純)と松平信康(細田佳央太)の死から3年。織田・徳川両軍は甲斐へ攻め上り、ついに武田を滅ぼした。徳川家康(松本潤)は織田信長(岡田准一)を恨む様子もなく、従順に付き従う。本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)ら家臣の一部に不満が募る中、家康は甲斐から安土へ戻る信長を接待したいと提案。家臣団に於愛の方(広瀬アリス)茶屋四郎次郎(中村勘九郎)も加わり、贅を尽くした“富士遊覧の饗応”が始まるが、気まぐれな信長に振り回され…という展開。

 富士遊覧の旅は大成功。しかし、媚びへつらい、道化を演じ切った忍従は“真の目的”のためだった。

 家臣団が家康に詰め寄る。平八郎は「左様な振る舞いをお続けになるなら、我らはもう付いていけませぬ」と迫り、酒井忠次(左衛門尉)(大森南朋)は「殿、お心のうちを、そろそろお打ち明けくださっても、よい頃合いでは」と促した。

 家康は「わしもそう思っておった。(障子を)閉めよ。(煎じ薬をすすり)信長を殺す。わしは、天下を獲る」――。本能寺の変まで、あと46日。

 注目の歴史的大事件まで、残り2回。インターネット上で予想合戦が展開されている。

 「TL(タイムライン)で『家康黒幕説か!?』とも騒がれているけど、恐らく違う。これ、バリバリ主犯で本能寺に放火する気満々な家康でしょ…白兎と思いきや、とんでもない奴が今年の家康だった」

 「光秀が家康をずっと見下しているのが伏線で、家康が光秀を嵌(は)めて本能寺の変を起こさせるパターンかな?」

 「ホンマに討とうとしたら明智が先にやってくれた→伊賀越えと予想」

 「中国攻めをしているはずの秀吉と家康が、鷹狩の場で密かに会っていたシーンが布石? 秀吉・家康の密約説…光秀は2人に嵌められたか?あるいは単なる暴発か?」

 「秀吉&千利休黒幕は過去に見たが、まさかの家康黒幕説を持ってくるかね?」

 「今回の明智光秀は謀反を起こしそうにない。ムロ秀吉の方が何か企んでそう。」

 「打倒信長に舵を切った家康だが、土壇場で信長と和解するような気がしているんだよな。でないと、信長があまりに不憫というか、本作の信長は傍目にも家康に色々気を使っているのがうかがえて、これで本能寺が家康の陰謀だったら、かえって家康がヘイト買いそう」

 「ここ数年見ないくらい小物描写の光秀さんと覚醒した白兎。異説・本能寺の変が見れるのかしらねぇ」

 次回第27話は「安土城の決闘」(7月16日)が放送される。

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