東野幸治　テレビ局の“偉いさん”の人事発表「曜日と時間が決まっているの知っている？」「怖いな～」

お笑いタレントの東野幸治
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　お笑いタレントの東野幸治(55)が、7日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」（金曜深夜1・00）に出演。テレビ局の“裏事情を”明かした。

　番組途中に東野は「こないだ聞いて、テレビ局ってそういうもんなんだ！」という初めて知った事実を報告。「人事異動の季節じゃないですか」と話し始め、共演の渡辺あつむ（桂三度）に「その発表の時期と、曜日と、時間が決まっているの知っている？」と問いかけた。

　東野の答えは「部長クラスの発表って、金曜日の夕方やねん」。そして「制作部長とか編成部長とか発表したら、人事の人は一斉に帰宅すんねんて」と加えた。その理由について「電話掛かってきたりとか、“どういうことや”とか色々あるみたいで」と、社員からの問い合わせが多いため、土日を挟む、金曜日の帰宅直前なのだと説明し、「あとは色々な人の“悶々”とした思いを、チームで飲みに行ったりとかするから、土日でクールダウンするために金曜日の夕方5時ぐらいに発表するんやて」と苦笑いした。

　その話を聞いてから、自身も方々で“取材”したようで、「怖いな～と思って。俺らサラリーマンじゃないけど、成績表でさ（人事という結果が出てしまう）。編成部長って、テレビのラテ欄の全権を握っているんでしょ？」とスタジオにいたスタッフに尋ねると、「現場でいうと、ほぼゴールやな」。その後は、専務や社長へ出世していく道があり、「俺らの周りではしっぽ出さへんけど、“なんか、部長になっちゃいました”とか言って。ホンマのところはどうなんや」と、大笑いして、厳しい出世レースの裏側を想像した。

　渡辺あつむは「なんぼ、優秀な上司でも、この人“野心”がないなと。俺は一緒に出世していかれへんな、となったら、ちゃうね。野心の塊の上司に行くね」と従う者の気持ちも想像。東野は「気持ち、わかるでしょ！ゴマすったり、ね。サラリーマンって、ちょっと大変やねんな、と思いました」と大笑いしていた。