山下智久　“師匠”と慕う大ベテラン俳優「怖い時期あったけど、そこがまた本物だなって」　年に数回自宅へ

山下智久
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　俳優で歌手の山下智久（38）が7日、NHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）に生出演。“師匠”と慕う大物俳優について語った。

　プライベートについて「山崎努さんの名前をよく口にする」という情報を振られた山下は「本当に失礼かもしれないですけど、僕は師匠だと慕っております」と告白。山崎とは山下の初単独主演作となったTBSドラマ「クロサギ」（2006年）などで共演している。

　付き合いは17年となるが、「今も年に数回、ご自宅にお邪魔させていただいて、3時ぐらいから一緒にビールとワインを飲ませていただきながら、時には映画を一緒に見たりとか、時には努さんが今読んでいる本のお話をしてくださったりとか（している）」と関係は継続していることを明かした。

　山崎との交流は「本当に美術館にいる感覚になる」と山下。「イメージの中でいろいろなものを見せてくださるので、年々それが、大きい美術館になっている。常に自分の世界を広げてくださっている。今の僕がいるのは本当に努さんのお陰だなと思っています」と感謝。「日本の映画の歴史を含めて、いろいろなことを教えてくださるので…本当にまた、次にお会いできることを楽しみにしています」と続けた。

　「クロサギ」での共演時は「最初1カ月ぐらい、口をきいてくれなくて。むちゃくちゃ怖いな、ヤバいと思ってた」と苦笑。それでも、初回オンエアの翌日、スタジオの廊下で山崎からサムズアップポーズをしてくれたといい、「そこから凄い話してくれて。怖い時期もあったんですけど、そこがまた本物だなって」と懐かしんだ。

　山崎とは今年放送された同局のドラマ「正直不動産」でも共演。「衣装合わせの時からこだわりをもってらっしゃって、努さんが着ているジャケットは私物なんですよ」と撮影の裏話を明かしつつ、「本当に役を何層にも分けて解析されるので、会うたび、会うたび勉強させていただいています」と話した。