藤井叡王の防衛なるか　菅井八段フルセットに持ち込むか　戦型4局連続して三間飛車　第4局開始

叡王戦第4局で対戦する藤井聡太叡王（左）と菅井竜也八段（日本将棋連盟提供）
Photo By 提供写真

　将棋の第8期叡王戦5番勝負は28日午前9時、岩手県宮古市の浄土ヶ浜パークホテルで第4局が始まった。

　第3局までの成績は3連覇を狙う藤井聡太叡王（20）＝王将、竜王、王位、棋王、棋聖含む6冠＝の2勝、挑戦者・菅井竜也八段（31）の1勝。藤井は2期連続防衛に王手をかけた状態だ。

　第4局の先手は菅井。初手で角道を開け、藤井は応手で飛車先の歩を突いた。戦型は4局連続して三間飛車となった。

　持ち時間はチェスクロック計測の各4時間。8タイトル戦の中では実質的に最も短い。終局は夕刻以降の見込みだ。

　過去3局は先手番がすべて制している。