綾野剛　「もう潮時だな」と思う瞬間「“この人、最近…”って言われたら　それだけは意識している」

綾野剛
Photo By スポニチ

　俳優の綾野剛（41）が28日、フジテレビ「ボクらの時代」（日曜前7・00）に出演。引き際について語った。

　この日は出演映画「最後まで行く」で主演した岡田准一、メガホンをとった藤井道人監督とともにトーク。後輩俳優に対して思うことについて話が及ぶ中、綾野は「才能塊だと思う人たちはいっぱいいて、やっぱり磯村（勇斗）くんに関しても横浜流星も、菅田将暉も、僕たちにできることって何だろうなって思うと、彼らはもうとっくにできているのかなと思うこともあるんですよ」とコメントした。

　そのうえで「じゃあ、彼らでも僕を先輩だと思って見てくれているとしたら自分には何ができるかなと思ったら、芝居が好きだってこととか、現場が好きだっていう、とにかく楽しんでいる姿を、ワクワクしし続ける姿を見せ続けることだけが、自分にできること。この人見てたらまだまだ芝居楽しいよねって、僕が芝居つまらなそうって言われたら終わるなって思っている」と話した。

　「“この人、最近、楽しそうじゃないよね”って言われたら、もう潮時だと思いますね」と綾野。「だから、それだけは意識している。ずっとワクワクする努力、努力しなくてもワクワクが来ることもあるし。ベースはワクワクし続けるってことですかね」とした。

　この話に、岡田も「なんか面白いものを作れれればいいですよね。先輩、後輩、関係なく…。やっぱりクレイジーなスタッフとかクレイジー才能とか、面白いもの作りたいですね。もっともっと、できることを証明したいですけどね」と話していた。