加藤浩次“コオロギ粉末料理”炎上に「正直苦情を言う人の気持ちが…全員に強制したのだったらわかる」

[ 2023年3月2日 11:55 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が2日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。徳島県の県立高校で、調理実習でコオロギパウダーを使った昼食をつくり、希望者が試食したことにクレームが相次いでいることに言及した。

 徳島県小松島市の県立高校では、栄養豊富で効率よく生産できるとされる食用コオロギの粉末を使って調理実習を行い、希望者が試食した。コオロギの生産や商品開発を手がける徳島大のベンチャー企業「グリラス」との共同実施で、調理師を目指す食物科の生徒が考案したかぼちゃコロッケをつくった。これをネットの一部ユーザーが「子どもにゲテモノ食わすな」「トラウマになって昆虫食苦手になる子のほうが多いのでは」などと批判し、高校にクレームが殺到した。

 加藤は「子供たちは“日本は人口減少してるけど、地球の人口はどんどん増えていくんだ。食料って無くなるんだ“ってことを理解できる」とコオロギパウダーを使った食事のメリットを説明。その上で「日本のベンチャー企業とかこういう食品加工上手いのに、日本のビジネスチャンスも全部潰してる」と自身の見解を示した。

 続けて「僕は正直苦情を言う人の気持ちが…。全員に強制したんだったらわかる、でも“食べたくない人には食べなくていいよ“って言ってる。それで“苦情何件きたからやめます“っていうのはもうこの日本でやめましょうよ。少数の苦情が来て、苦情の中身も確かめないで全部やめてくっていうのは、日本がシュリンク(収縮)する1つの原因だと思う」と訴えていた。

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2023年3月2日のニュース