なにわ男子・西畑大吾 ホラー映画初主演 “ビビり男子”なのに「びっくり」海外展開も予定

[ 2023年2月8日 05:00 ]

ホラー映画に初主演した西畑大吾(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
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 なにわ男子の西畑大吾(26)が清水崇監督(50)の最新映画「忌怪島/きかいじま」に主演した。実は「怖がり」と告白する“ビビり男子”だが、天才脳科学者をクールに演じて清水監督も絶賛。6月16日に公開される。

 NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(13年)をはじめ映画「KAPPEI カッペイ」(22年)など俳優としても存在感を示してきた西畑が新境地となるホラー映画初主演を飾った。

 作品は、「呪怨」シリーズ(99~06年)や「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」の「恐怖の村」シリーズ3部作(20~22年)などで知られる清水監督が、「島」を舞台にして現実とVR(仮想現実)の間で繰り広げられる恐怖を描いた一編だ。

 VRの研究チームに次々に降りかかる死と謎を解き明かしていくが、オファーが来た時には「めちゃめちゃびっくりしました!僕自身が怖がりですし、ビビりですし。めっちゃ怖がる役なんかなぁと思っていたら、非科学的なことを全く信じない役で。どうやって僕が彼(主人公)に歩み寄れるのかなって考えながら撮影する日々でした」と振り返った。

 撮影は昨年4月から5月に鹿児島・奄美大島を中心に行われた。西畑は多忙なスケジュールを調整して往復。演出の変更で「手」だけの出番になっても「自分の役ですので手だけでもやらせてください」と奄美に飛び、プロ意識を見せた。

 そんな姿勢に清水監督も「西畑くんは賢いですね。頭がいい」と称賛の言葉を贈る。海外でも注目される清水作品。配給の東映は海外展開も予定しており、西畑も「なにわ」から「世界」に羽ばたいていく。

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