竹中平蔵氏、東京五輪めぐる汚職事件でネットのデマ訂正「“私も関係している”というフェイクニュースが」

[ 2022年10月20日 15:52 ]

竹中平蔵氏
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 今年8月に人材派遣大手・パソナグループ会長を退任した元総務相で経済学者の竹中平蔵氏(71)が19日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件について言及した。

 東京地検特捜部は19日、広告大手「ADKホールディングス(HD)」から約4700万円、大会マスコットのぬいぐるみを販売した「サン・アロー」から約700万円の賄賂を受領したとして、受託収賄容疑で大会組織委員会元理事高橋治之容疑者(78)=受託収賄罪で追起訴=を再逮捕した。逮捕は4回目。贈賄容疑でADKHD社長植野伸一容疑者(68)らADK側の3人も逮捕した。

 竹中氏はこの件について「五輪・パラリンピックっていうのは、世界でも最大規模のイベントで。相当影響力もあるし、お金も動いたのかなと改めて思わざるを得ないですけど」といいながら「今、ネットでは“私も関係している”というフェイクニュースもありますけども」とデマを訂正した。

 また「今言われている金額は、世界の感覚で見ると低いですよね。このぐらいの金額で、そんな大それたことをしたのかと、不思議にも思いますよね。他の国では、2桁ぐらいちがうお金が動いていてもおかしくないと思いますよね」とコメントしていた。

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2022年10月20日のニュース