風間晋氏 日本政府、日銀の円安対応に「外国人観光客がウハウハしてるだけで、日本国民の多くが…」

[ 2022年10月14日 08:58 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が14日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。13日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急落して一時1ドル=147円66銭と、バブル景気終盤の円安局面だった1990年8月以来、約32年ぶりの円安ドル高水準を付けたことに言及した。

 朝方発表された9月の米消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことを手がかりに米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが広がった。

 風間氏は「日米金利差で円安っていう基本構造は全く変わってないわけですよ、日銀が利上げしないって言ってますから。いずれ米国の利上げペースもピークアウトするに違いないと。だからそれまでは口先介入とかで時間を稼ぐしか日銀とか日本政府には手が残されていないんだろうなっていうのは分かりますけども、今VTRで流れていた通り、外国人観光客がウハウハしてるだけで、日本国民の多くが笑顔になれるような経済政策をとるっていうのが、日本政府や日銀に課された責務なんじゃないかと思う」と自身の考えを述べた。

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2022年10月14日のニュース