重岡大毅 絶望への挑戦 「腹を決めて」演じる新境地の役柄「自殺を図ろうとする男」7月テレ東ドラマ主演

[ 2022年5月9日 07:00 ]

テレビ東京ドラマ「雪女と蟹を食う」に出演する重岡大毅と入山法子(C)「雪女と蟹を食う」製作委員会
Photo By 提供写真

 ジャニーズWESTの重岡大毅(29)が7月期のテレビ東京ドラマ「雪女と蟹を食う」(7月8日スタート、金曜深夜0・12)で主演を務める。人生に絶望し、自殺を図ろうとするも、一歩踏み出せない男という新境地に挑む。「腹を決めていかないといけないと思いました。この現場で吸い尽くせるところは全部吸い尽くしたろうかなと思っています!」と覚悟を語った。

 新進気鋭の漫画家Gino0808氏による同名漫画が原作で、主人公と、入山法子(36)演じる、時に雪女をほうふつさせる謎多きセレブ妻による奇妙な2人旅を描くサスペンスフルなラブストーリー。日光や青森、函館など、各地でロケを行う。

 重岡は2014年のCDデビュー以来、天真らんまんな性格で人気を集めている。過去には子育てに奮闘するシングルファーザーから人間界で生活する子熊まで幅広い役を演じ、役者としての評価も高い。

 今作では痴漢の冤罪(えんざい)をかけられ、家族や婚約者から見放された元サラリーマンを演じる。起用した同局の松本拓プロデューサーは「キャスティングはギャップがある方がワクワクします。重岡さんのお芝居の力であれば必ずや成し遂げてくれると思います」。重岡は「自分はそこまでどん底になった経験がなく、アプローチ方法は凄く考えました。撮影が始まり、自分なりに手応えはあります」と自信を見せた。

 監督を務めるのは映画「ミッドナイトスワン」、Netflixのドラマ「全裸監督」など話題作を手掛ける内田英治氏。重岡は「エッジの利いたドラマになっていると思います。特別なドラマって見たくないですか?(笑い)」と語った。2人は今回が初タッグ。どのような化学反応が起こるかにも期待がかかる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月9日のニュース