大橋未歩「ものすごいセクハラ、パワハラがあったので」 テレビ業界の実情を告白

[ 2022年5月5日 18:16 ]

フリーアナウンサーの大橋未歩
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 フリーアナウンサー・大橋未歩(43)が5日、アシスタントを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。職場でのハラスメント防止のための取り組み「リスペクト・トレーニング」の重要性についてコメントした。

 最近、日本の映画界で相次いで浮上しているハラスメント問題。この日のゲスト、映画監督の白石和彌氏は、キャスト、スタッフが制作現場で安心して働ける環境を作るために映画界での「リスペクト・トレーニング」をいち早く導入したという。始めたキッカケについて「映画界って長年、縦社会で、寝る時間もなかったりとか厳しい中で撮影していることが多かった。そういう厳しい中で勝ち残れる人だけがいる現場みたいなことが多かったが、監督になってから果たしてそうかな?とか思う場が多かったので」と説明。「あとは僕自身が楽しく映画を撮らないと見てくれる人が楽しんでくれるのか?とずっと疑問であって。ハードな映画も撮っているが、楽しく現場を作ろうよというのが、最初に思い立った理由です」と明かした。

 白石作品に女優として出演した、木曜コメンテーターを務める作家の岩井志麻子から、“白石組”の現場の様子を聞いた上で、MCの垣花正アナウンサーから、映画業界に限らず、どの現場でもリスペクトに溢れていることが大事だと振られた大橋アナ。すぐさま「大事ですし」としつつも、「映画界もテレビ界と一緒だったんだなと結構ビックリしまして。10年位前までテレビ局にいましたけど、ものすごいセクハラ、パワハラがあったので…」と吐露した。

 さらに「またそれにマニュアルとかあっても意味がないんですよね。やっぱり無数にいろんな(セクハラ、パワハラの)例があるから『リスペクト・トレーニング』をすることが大事なんだなって。テレビ局も導入し、ここ(MX)も導入したら良いと思う」と、笑いを交えながらも力を込めて語った。

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2022年5月5日のニュース