古市憲寿氏 痴漢アプリで容疑者逮捕に「画面に表示させれば1度で何人にも…心理的抵抗は少ないのでは」

[ 2022年4月21日 14:44 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。電車内で少女の体を触ったとして、警視庁赤羽署が50歳代の会社員の男を東京都迷惑防止条例違反(痴漢)容疑などで現行犯逮捕したことに言及した。

 捜査関係者によると、逮捕は15日。混雑している車内で、被害者の少女は警視庁のスマートフォン用無料防犯アプリ「デジポリス」を起動し、「痴漢です 助けてください」と表示されたスマホの画面を周囲に見せたり、「やめてください」との音声を流したりした。被害に気づいた男性客らが「何をしているんだ」と男を取り押さえ、赤羽駅で警察官に引き渡した。男は容疑を認めているという。

 MCの谷原章介に「男女関係なく痴漢被害というのは、された人がすごく自分が逆に悪いんじゃないかって、自分を責めてしまうような面もあるんですかね?」と聞かれた古市氏は「例えば痴漢って明らかな痴漢って場合だけじゃなくて、本当にこれ触ってんのかな、どうかなみたいなグレーを狙ってくる悪質な痴漢って結構多いらしいんですね」と言い、「だからそういうことも含めて、まず周囲に声を出せない状況で、このアプリの画面に表示させれば1度で何人にも見てもらえるじゃないですか。そういうこともあって心理的抵抗って結構少ないんじゃないかなってことは思います」と自身の見解を話した。

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2022年4月21日のニュース