大御所・浜村淳が「アタック25」の終了惜しむ　実は優勝経験あるけど「パリ旅行はお断りしたんです」

浜村淳
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　タレントの浜村淳（86）が24日、MBSラジオの冠番組「ありがとう浜村淳です」（月～土曜前8・00）に出演。テレビ朝日系のクイズ番組「パネルクイズ　アタック25」（日曜後1・25）が今秋で終了することを惜しんだ。

　浜村は冒頭、芸能人ばかりを集めた「ゲスト大会」に出演経験があると明かした。見事、優勝してパリ旅行をゲット。しかし、「1人で寂しくパリの街を歩いても、楽しくも何ともないでしょ。だから、残念ながらお断りしたんです。すると代わりにスポンサーから10万円相当のカーペットをいただいた思い出がありますね」と懐かしそうに語った。

　「ありがとう浜村淳です」は、「アタック25」よりも1年早い74年のスタート。同じく長寿番組の司会を務める身として、浜村は「個人的には寂しい」と吐露。「若い人のテレビ離れが進んでいる。若い人を取り戻すには、大人っぽい番組よりも、アイドルが出るような番組の方がいいんじゃないか。（テレビ局は）そういう考えみたいです。時代が変わってきたんですね」と分析した。

　さらには、「外国に比べて、日本のテレビは若い人向けの番組が多い。アメリカに行っても、イギリスに行っても、フランスに行っても、香港に行っても、それは感じましたね」と口惜しそう。「時にはスペシャル番組としてやってほしいですね」と結び、名物番組の“復活”を願った。

　アタック25は視聴者参加型のクイズ番組として75年にスタート。4人の解答者がクイズに答え、オセロゲームのように25マスのパネルを奪い合うスタイルが人気を呼んだ。現在放送されているクイズ番組では最長寿となる。