橋下徹氏 茨城県城里町42歳町長らのワクチン先行接種に「町長や知事、総理大臣は真っ先に打つべき」

[ 2021年5月13日 14:44 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が13日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。茨城県城里町の上遠野修町長(42)と仲田不二雄副町長(65)、高岡秀夫教育長(65)の3人が4月、医療従事者に優先的に届けられた新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことについて言及した。

 上遠野町長は同日、記者会見し「予定者にキャンセルが出た。接種会場は医療機関として登録を受けており、管理責任者の私も医療従事者に準じる」と理由を説明。「指揮をとるべき町長が感染すると混乱を及ぼすため、接種は問題なかったと考えている」と述べた。一方、仲田副町長は取材に対し「医療従事者や高齢者を優先すればよかった。申し訳ない」と釈明した。

 橋下氏は「僕は町長や知事、総理大臣は真っ先に打つべき」と言い、事前に“行政に支障を来すので先に打つ”との説明がなかったことには「政治家がそこは腰が引けている」と指摘。そして「特権だとか批判されることを恐れているんでしょうけど、知事、市長、総理の仕事って、ものすごい重大な権限を持っている。役人がやればスムーズにいくことは役所に任せていいんですけど、これは未体験の初めてのことをやるわけですから政治判断が次々に出てくる。これは知事、市長、総理大臣にしかできません。副市長、副知事の副ではできないんです。だから真っ先に打つべきなんだけど、それを政治家は誰も言わない」と自身の考えを述べた。

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2021年5月13日のニュース