加藤浩次 スギ薬局会長夫妻にワクチン便宜した西尾市に「今までやってきた貢献が何の意味も」

[ 2021年5月12日 08:58 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(51)が12日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスのワクチン接種で愛知県西尾市の近藤芳英副市長が、薬局大手スギ薬局を経営する「スギホールディングス」(同県大府市)の杉浦広一会長(70)と妻の昭子相談役(67)の予約を優先的に確保していたことについて言及した。

 西尾市は「公平性を欠いた」と釈明し、既に予約は取り消した。同社は運動施設を市に貸与するなど関係が深く、中村健市長は、度重なる連絡を受け「現場は通常の働き掛けというより、より強い『圧力』、プレッシャーと認識していた」と説明。「市民の信用を著しく損ねた」と謝罪した。

 加藤は「市側も最初はダメですよって突っぱねたけど、結局飲んでいるわけだから。市側もそこを飲んでいる」と指摘。そして、「市に今まで貢献してくれた、じゃあ今まで市に貢献したことが素晴らしいのかも知れないけれど、ここで自分が便宜を図ってもらうって動きを、秘書だとしてもしてしまったら、これは今までやってきた貢献が何の意味もなさなくなってしまうって、そこに秘書の方も気づかなかったのか。どこまで会長夫妻が分かっていたのかまだ分かりませんけれど」と自身の見解を述べた。

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2021年5月12日のニュース