東野幸治 「優しい先輩」チャーリー浜さんに感謝の思い「こんなわたくしを優しい目で見ていただいて」

[ 2021年4月24日 08:54 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 お笑いタレントの東野幸治(53)が22日放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。1991年に日本新語・流行語大賞にも選ばれた「~じゃあーりませんか」などのギャグで人気を集め、18日に死去した吉本新喜劇座員のチャーリー浜さんとの思い出を語った。

 若手時代、ダウンタウンらとともに「心斎橋筋2丁目劇場」で女子中高生の観客相手に活動していた東野。新喜劇が落ち目となり「大崎(洋、現・吉本興業会長)さんに新喜劇やれって言われて。嫌です、吉本辞めますって言うて。そしたら、大崎さんに“そんな言うなお前、何年かしたら東京行って、お前なら大丈夫や。売れる売れる”ってみんな言われてね。まさに、そんなヒロシにだーまされー♪で。ダウンタウンさんのおかげで2丁目劇場で女子中高生の前でやってたのに、おじいちゃんおばあちゃんの前でやることになった。その時に出会ったのがチャーリー浜さんだったんです」と回想した。

 新喜劇の復活へ、芸歴2、3年目の若手が投入されたため、地方営業中心の活動にシフトする古参芸人も出る状態だったという当時。東野はチャーリー浜さんのカッターシャツのギャグを見て「面白い人やなあと思っていた」と話し、新喜劇でも数多く共演した。「いい先輩で優しい先輩。舞台で2人の絡みがあって、どうしましょうと聞くと、“寸劇や寸劇!考えるな!”と言って去るんですよ。なんにも教えてくれなかった」と苦笑い。東野が東京へ行っても「たまに会うと、目をぱちぱちして膝を曲げるんですよ。僕もそれをやるという関係性なんです」としみじみ振り返った。

 「浜さんが亡くなって、複雑な思いというか。島木譲二さんとかも亡くなられてて、向こうで新喜劇やってほしいなとか思いますし。こんなわたくしを優しい目で見ていただいてありがとう
ございました」と冥福を祈った。

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2021年4月24日のニュース