8歳・寺嶋眞秀 消毒しぐさで客席沸かせた 二月大歌舞伎初日

[ 2021年2月3日 05:30 ]

東京・歌舞伎座「二月大歌舞伎」第二部「於染久松色読販」に丁稚長太役で出演する寺嶋眞秀(中央)
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 東京・歌舞伎座の「二月大歌舞伎」が2日、初日を迎えた。第二部「於染久松色読販」では、汚い手段で金を手に入れようとする夫婦を片岡仁左衛門(76)と坂東玉三郎(70)が熱演。お灸(きゅう)を据える場面では手指を消毒するしぐさが取り入れられ、寺嶋眞秀(8)が「これで安心、安全」と言うと客席は笑いに包まれた。

 第三部は、十七世中村勘三郎さんの三十三回忌追善狂言。中村屋伝統の演目「連獅子」を孫の中村勘九郎(39)が演じた。

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2021年2月3日のニュース