NHK4月期の番組改編へ 前田会長「ゴールデン帯を、新しい番組を作る開発ゾーンにする」

[ 2021年1月13日 16:46 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKの定例会見が13日、東京・渋谷の同局で行われた。前田晃伸会長は、4月期の番組改編について「ゴールデン帯を、新しい番組を作る開発ゾーンにする」と明らかにした。

 この日同局から発表された2021~23年度の中期経営計画では「新しいNHKらしさの追求」を掲げており、既存番組の見直しもその改革の一つ。前田会長は「テレビ離れというのもあるが、番組がつまらないということもある。良い物を作るということは原点」と力を込めた。

 同局のゴールデン帯(午後7~10時)は現在「ニュース7」「ニュースウォッチ9」などが編成されており、大河ドラマ、NHKスペシャル、「ブラタモリ」「ガッテン!」など人気番組も多い。これらについて前田会長は「ニュースというのは定時制が大事だと思う。ただ、どんな長寿番組でも寿命はあるしマンネリ化もある。既存の概念にとらわれず番組を見直していきたい」とした。

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