内山信二 大相撲力士“コロナ禍”引退騒動に不満顔「今場所、やってること自体が不思議」

[ 2021年1月12日 22:45 ]

タレントの内山信二
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 タレントの大竹まこと(71)と内山信二(39)が12日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。新型コロナウイルス感染に対する恐怖から、SNS上で引退を表明した大相撲・元琴貫鉄の柳原大将さん(22)に対する、日本相撲協会の対応についてコメントした。

 柳原さんはコロナ感染に対する恐怖から、初場所を休場したいと佐渡ケ嶽親方を通じて日本相撲協会に申し出たところ、協会からは「コロナが怖いで休場は無理」との理由で認められず、引退を決断した。元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏のYouTubeチャンネルでは、心臓に持病があり、手術の経験もあることを告白。自身のツイッターでは「自分の体が大事なのでコロナに怯えながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず引退を決意しました」とつづっている。

 大竹は長考したのち「(元琴貫鉄は)休んでいいんじゃないか」と吐露。「MLBの選手だって、女房が出産する時は休んで帰っちゃうからね」と、別スポーツの話を引き合いに出し、“出産の立ち合い”よりも、“命の危険にさらされる方”が状況的には厳しいだろうとの判断を見せた。

 続けて大竹は「コロナって個人差があるからね。ものスゴい気にする人もいれば、けっこう平気だよっていう人もいるから」と主張。持病など人によって置かれた状況が異なるだけに、全員を一くくりにすることはよくないとした。

 内山は「去年ね、コロナで若い力士の方、ひとり亡くなってますし…僕の意見からすると今場所、やってること自体が不思議というか…僕は(開催を)やめると思ってたので」と前置きすると、「そんな中で、対策はしてるっていうけど、完全なる濃厚接触じゃないですか。あんだけの人がハダカでぶつかって、っていうのがあるんで。そこで休みたいからいきなり“クビ”にするっていうのはちょっとどうなのかな」と首をかしげていた。

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2021年1月12日のニュース