おいでやす小田 ユニットでのM―1決勝に「漫才師みたいなことはやめようって」「僕らが一番得した」

[ 2020年12月25日 15:29 ]

おいでやす小田
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 お笑いユニット「おいでやすこが」が24日放送の朝日放送「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にそろって出演。「M―1グランプリ2020」での快進撃に充実の表情を浮かべた。

 番組は「M―1ファイナリスト お疲れ様スペシャル」として放送。もともとピン芸人として、おいでやす小田(42)とこがけん(41)としてそれぞれ活動している2人が結成したユニットで、大会本番の翌日21日収録の番組にそろって出演した。

 小田は「いやもう、ピン芸とピン芸でやっていて、去年は漫才師さんのことを意識しすぎて、漫才師のマネごとをやっていた。そしたら、めちゃくちゃになって…今年は漫才師みたいなことはやめようってなって」と回顧。「漫才ダメやったからピン芸人になったので、その(漫才のツッコミの)技術はない。ピン芸とピン芸をやろうってなってからは大丈夫になりました。(自身のスタイルもあくまで)ピン芸や!っていう(ことで)、ツッコミじゃない」と語った。

 決勝はファイナルラウンドに進む活躍ぶりだったが、小田は「(自信は)ないないない。決勝ウケて、点数低くて負けるかなと思ってた。まだ結成1年ちょいなので、漫才が楽しくてしょうがない。決勝行けて万々歳。僕らが一番得したと思う」。こがも「自信はなかったですよね。一番楽しい到達点のところで決勝を迎えた感じです」と充実の表情を浮かべた。

 そんな中、こがけんから「疑問に思ってたけど聞く機会がなかった」こととして「小田さんツッコむ時に、僕の後ろに下がりながら、タップを踏みながらツッコむでしょ?あれ、飛沫対策ですか?めちゃくちゃ声を張るとき、後ろにいってたんで」と素朴な質問を投げかけられた。すると、小田は「ホンマに無意識にあるかもしれない、飛沫対策」とまさかの同意。「ピン芸でもマックス声を張るとき、なんやーってこうやってる」と実は腕で声を抑えているそうで、コロナ禍での自粛期間中に劇場でのネタ披露時に、前列の客から避けられたことがあったといい、「そこから叫ぶのを抑えてた」と無意識のうちにツッコミでも飛沫対策していたことを明かした。

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2020年12月25日のニュース