古市憲寿氏 小池知事の外出自粛の“お願い”に「同じ外出でも危険度が高いこと、低いことがある」

[ 2020年11月26日 10:05 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が26日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京都の小池百合子知事が25日に新型コロナウイルスの感染者増加を受けて臨時記者会見を開き、都民に「できればできるだけ不要不急の外出をお控えていただきたい」と呼びかけたことについて言及した。

 古市氏は「外出自粛って言葉、何回聞いてもよくないなって思う。同じ外出でも危険度が高いこと、低いことがある。買い物に行くこと、公園に行くこと、会食すること。同じ外出でもだいぶリスクに差がある」と自身の考えを述べた。

 小池知事は会見で、島しょ部を除く都内全域を対象として、酒類を提供する飲食店やカラオケ店には今月28日から12月17日までの20日間にわたり営業時間を午後10時までとするよう再要請すると表明。政府の観光支援事業「Go To トラベル」の一時除外に関しては都側から求めない意向を示した上で「本来、感染を防止する場合は拡大している地域へ行く場合と来る場合との発着を併せて止めるべきではないか」と指摘。「両方から止めるのであれば全国的な視点から国が判断するのが筋だ」と述べた。

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2020年11月26日のニュース