豊島竜王、9時間睡眠効果で渡辺討ち 将棋JT杯準決勝1局

[ 2020年10月18日 05:30 ]

決勝進出を決めた豊島将之竜王(代表撮影:将棋日本シリーズ総合事務局)
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 将棋の日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)は17日、東京都内で準決勝の1局を行い、豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=が3連覇を狙う渡辺明JT杯選手権者(36)=王将、名人、棋王の3冠=に119手で逆転勝ちした。渡辺戦の連敗を4で止め「気にしていなかったが、負け続けるのも良くないので」と話した。

 15日の王将戦挑戦者決定リーグは持将棋指し直しの末、16日午前0時44分終局の大激闘。「当日は午前4時くらいまで眠れなかった」と明かしたが、翌日は9時間の爆睡で体力を回復したという。11月22日のJT杯決勝では叡王戦で死闘を繰り広げた永瀬拓矢王座(28)と対戦する。

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