藤井隆 今田耕司からのアドバイス「ニコニコやりなさい!」に感謝

[ 2020年10月18日 13:17 ]

藤井隆
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 お笑いタレントの藤井隆(48)が、17日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。先輩芸人の今田耕司(54)から受けたアドバイスについて語った。

 藤井は吉本興業の養成所・NSCは行っておらず、1992年に吉本新喜劇の若手劇団員のオーディションで吉本入り。商業高校卒業後、鋳物会社の経理担当として就職していたといい、「給料も高卒のくせに結構もらってたんです」とお金にも困っていなかったという。新喜劇に興味を持ったのは「大学に行ってなかったので、サークル感覚」だったといい、「土日に演技のレッスンと、ダンスのレッスンと。本当にひどいと思いますよ」と笑った。デビュー年にテレビ出演が決まるなど仕事は順調。「僕ね、ないんですよ、苦労が、本当に。自分の中ではやったぞ!みたいの(達成感)は本当になかったです」と話した。

 そんな若手の頃から今田には「本当にお世話になりました」と藤井。今田の仕事の進め方について、今田はスタッフとの打ち合わせでは「ハイ!」「ハイ!」と笑顔で対応するも、実際の放送では台本通りにはほとんどしていなかったと回顧。たとえ心の中で「そうじゃないのにな?」と不満を思っていても、顔には出さず、「OK!」「OK!」と受け答えし、「本番で全部うまくひっくり返されるから、ディレクターさんたちもかなわない。負けましたって(なる)。そういうのを収録中に何度も味わわせていただいた」といつも台本以上のものを示し、スタッフを納得させていたと振り返った。

 一方、当時の自身について、台本を読んで「このゲストの方だったらこっちのほうがよくない?」と気になってしまったといい、「僕がスタッフの方と打ち合わせする時はすごく強かったと思う。『ゲストの方にそんなことさせられません!』とか、『イヤです、そんなことできません!』とか」と、ついつい怖い顔で応対していたといい、今田の教えが「自分は生かせなかった」と反省しきり。そんな藤井に、今田は「ダメダメ!君のこと、君の番組をよくしようと思って、打ち合わせしてくだっているのに、そんな顔でやっちゃダメ、ニコニコやりなさい!」とアドバイスを送ってくれたとして感謝した。

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2020年10月18日のニュース