ゆず 新曲は5年ぶり共作「自然と行き着いた」日テレ「親バカ青春白書」主題歌「公私混同」8・2初解禁

[ 2020年7月29日 18:00 ]

日本テレビの連続ドラマ「親バカ青春白書」の主題歌「公私混同」を手掛けた「ゆず」
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 男性デュオ「ゆず」が日本テレビの日曜ドラマ「親バカ青春白書」(8月2日スタート、日曜後10・30)の主題歌を手掛けたことが29日、分かった。北川悠仁(43)岩沢厚治(43)が共作した新曲「公私混同」で、2人の共作は約5年ぶり。ドラマタイアップの共作となると、約12年ぶり。初回のエンディングで初解禁される。

 俳優のムロツヨシ(44)がGP帯(ゴールデン・プライム帯=午後7~11時)の連ドラ初主演を務める注目作。2018年10月期の日テレ「今日から俺は!!」チームの最新作で、笑いのヒットメーカー・福田雄一氏(51)が脚本・演出を手掛けるオリジナル作品。通称“ガタロー”ことシングルファーザーの小説家・小比賀(おびか)太郎(ムロ)と娘・さくらの家族愛を描く。ガタローは娘のことが好きすぎるあまり、娘と同じ大学、学部に入学。同級生となった“父と娘”が大学生活を通じて絆を深める。娘・さくらを永野芽郁(20)、ガタローと死別した妻・幸子を約2年ぶりのドラマとなる新垣結衣(32)が演じる。

 主題歌「公私混同」はレトロな雰囲気もある中、リズミカルに洗礼されたシティーポップ風のサウンドに、北川の軽快なリリックと岩沢のシニカルな歌詞がミックス。諦めやご都合主義を受け入れながらも「これでいいのだ」と自己肯定して前に進む、今の時代にこそ響くポップソングに仕上がった。

 ゆず2人の共作は15年に発表された「二人三脚」以来、約5年ぶり。ドラマタイアップの付いた共作となると、08年リリースの26thシングル「シシカバブー」以来、約12年ぶりとなる。

 ゆずは「次にゆずとして届けたい楽曲はどんなものだろう?と考えた時に自然と行き着いたのが、2人で作る“共作”曲でした。曲のイメージを2人の共通認識として持ち、それぞれ作ったものを持ち寄ってひとつの曲にしていく。ドラマの内容が“ホームコメディー”ということもあり、シリアスになりすぎず、お互いが好きなように作るという自由なやり方でリラックスして取り組めました。日々もどかしかったり、身動きが取りづらかったりする中で、ゆずらしく軽やかに突き抜けていける曲を皆さんに届けたい。こうして新しい曲を書くチャンスや、それを発表して皆さんの元に届けることができる喜びを何よりも感じています」と制作過程や曲に込めた思いを明かした。

 ムロは「何があるか分からない、何が正解か間違いか。こんな時代にこそ、そんな今だからこそ言いたい台詞『これでいいのだ』。そんな言葉をゆずさんが歌ってくれました。この歌を背負って、これでいいドラマを作り上げます。タイトルは『公私混同』。公私混同してでも見たい聞きたい、笑顔と笑い声。素敵なコメディーの主題歌。ありがとうございます、ありがとうです」と感謝。

 永野も「ゆずさんの曲を聴くと、すごく穏やかでハッピーな気持ちになるのですが、『公私混同』は軽快なメロディーで聴いていてウキウキしました!何よりも青春っぽい!!!そして『365日最優先事項は君~』という歌詞も親娘の姿が浮かんで、これはお父さんからさくらに向けてのラブレターなのかなと、何だかニヤけてしまいました(笑)。ドラマ映像に乗せて聴けることが楽しみです」と喜んだ。

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2020年7月29日のニュース