清原翔、脳出血で緊急手術 27歳の若さで…医師「若者で脳内出血であれば非常にまれ」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

清原翔
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 俳優の清原翔(27)が脳出血の緊急手術を受けたことを18日、所属事務所が発表した。12日に不調を訴え、搬送先の病院で同日中に手術。命に別条はないが、当面は治療に専念する。

 脳出血には脳内出血とくも膜下出血がある。どちらも一般的には高血圧などが原因となるが、20~40代の若い人では脳動脈瘤(りゅう)や脳動静脈奇形など、そもそも脳の血管にできていたコブなどが破裂して起こることが多い。医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は「若い人はくも膜下出血の方が多く、脳内出血であれば非常にまれ」と指摘。脳動脈瘤などは脳ドックなどで発見され、破裂する前に手術することも可能だが「無症状で20代で脳ドックを受ける人も少ないでしょう」と予防も難しいという。出血の部位や量により予後は変わる。

 発症から2週間が急性期とされ、脳浮腫や再出血などの危険も高い。一般的に30%が後遺症なく社会復帰できる。

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2020年6月19日のニュース