木村拓哉主演「BG」17・0% コロナ禍で2カ月遅れも前作初回を上回る好発進

[ 2020年6月19日 09:04 ]

テレビ朝日の社屋
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 俳優の木村拓哉(47)が主演を務めるテレビ朝日のドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜後9・00)の新シリーズが18日に20分拡大スペシャルでスタートし、初回(第1話)の平均世帯視聴率は17・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。個人視聴率は9・4%だった。

 本来なら4月16日にスタート予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で初回放送を延期。2カ月遅れでのスタートとなったが、好発進した。

 木村の同枠での主演は2018年1月期に放送された同名ドラマの第1弾以来、約2年ぶり。前シリーズでは初回を15・7%でスタートさせると、1度も13%を割ることなく、全9話の平均視聴率では15・2%と高数字をマーク。最終回では自己最高の17・3%を叩き出し有終の美を飾った。

 前作では民間警備会社の一員として任務を遂行するボディーガードの姿を描いたが、今作では木村演じる主人公・島崎章が利益優先の会社を辞めて独立。個人対組織の戦いを描く。

 また、前作で木村の同僚を演じた斎藤工(38)、菜々緒(31)、間宮祥太朗(27)らが続投。今作から新たに仲村トオル(54)、勝村政信(56)、市川実日子(42)が加わった。

 第1話は、「日ノ出警備保障」改め「KICKSガード」身辺警護課の所属となった章(木村)、高梨雅也(斎藤)ら民間ボディーガードたちは与党議員・桑田宗司(小木茂光)が開催する後援会パーティーを警護し、見事なチームプレーで会場に紛れ込んだ不審者を撃退。その矢先、章に宛てた一通の手紙が届き…という展開だった。

 【世帯視聴率と個人視聴率】テレビメディアの価値をより正しく示すべく、ビデオリサーチが3月30日から個人視聴率を公表。世帯視聴率はテレビ所有世帯のうち、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯のうち2世帯がテレビをつけていれば世帯視聴率は40%)。個人視聴率はテレビ所有世帯内の人数のうち、何人がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯にいる12人のうち3人がテレビをつけていれば個人視聴率は25%)。個人視聴率は世帯視聴率より数字が目減りするが、視聴人数の換算が可能になる。関東地区は調査世帯数を900世帯→2700世帯と拡大した。

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2020年6月19日のニュース