SKE48が104日ぶり劇場公演 出演6人+ドア開放で感染対策 ファンはSNSで“声援”

[ 2020年6月14日 20:51 ]

104日ぶりに劇場公演を再開したSKE48。後方画面にはファンからの激励ツイートが表示された
Photo By 提供写真

 SKE48が14日、名古屋市のSKE48劇場で、新型コロナウイルス感染拡大により中断されていた劇場公演を104日ぶりに開催した。

 この日、行われたのはチームS「重ねた足跡」公演。3密を極力避けるため、劇場内のすべてのドアを開放して換気を意識した。出演メンバーは通常の16人前後より少ない6人。ソーシャルディスタンスを意識し、ステージ上では間隔を開けながら9曲をパフォーマンスした。

 観客は入れず、配信限定での公演とあって、来場できないファンのための新たな試みとして「声援システム」を導入した。ファンの感想がツイッターを通じ、ステージ後方のLEDスクリーンに表示されるもので、リーダーの松本慈子(20)は「本番が始まり、ステージに立って隣りにいるメンバーと目が合うと嬉しくて、モニターに映っているツイッターに書き込まれた、皆さんからの声がものすごく心強く感じました」と感謝をコメントした。

 SKE48は2月25日の公演を最後に、感染拡大を防ぐため劇場公演を中断。全国で緊急事態宣言が解除されたことを受け、今月8日には配信限定でイベントを行い、劇場での活動を再開していた。松本は「また、この劇場に16名が立ち、ファンの方々でいっぱいになるその日まで、お互いに力を合わせて頑張っていければと思います」と、通常のスタイルでの公演開催を心待ちにしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年6月14日のニュース