「久米宏ラジオなんですけど」6月で終了発表、番組内で「複数ある」理由明かす

[ 2020年6月6日 17:10 ]

フリーアナウンサーの久米宏
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 フリーアナウンサーの久米宏(75)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜後1・00)が6月いっぱいで終了すると、6日の番組内で発表された。

 番組序盤に「重要なお知らせがございまして。突然で申し訳ないのですが、この番組が今月いっぱいで終了することになりました」と報告。「本来ならもっと早くに言うべきでしたが、実は(終了が)決まったのは年明け早々だったんです。1月上旬ぐらいにTBSラジオと僕が所属している事務所で決まった。もちろん、僕の意思も入っている」と明かした。

 「早めにお話しすべきだったと思いますが、世の中が妙な方向に行きまして」と新型コロナウイルスの影響もあり、発表のタイミングが遅くなったという。

 番組は2006年秋にスタート。約14年間続いたが、放送終了の理由について「複数ある」と久米アナ。「家に帰ってラジオを聴き直したりするが、ここ数年は自分でも“あれ?”と思うような言い間違いが多い。例えば、自分で『赤』と言ったつもりが、聴き直すと『黒』と言っている。単純なケアレスミス。ここ5年ぐらいですかね、年齢的なものだと思うが、集中力や根気が明らかに衰えてきている」と語った。

 「それ以外は、前から言ってますが、番組をやめる時は下り坂になってからやめるのが一番良くないというのが僕の持論。上り坂とは言わないまでも、割と調子の良い時にやめるのがいい。良い時にやめた方が番組を聴いている人、見ている人、制作している人たちの良い思い出に残る。それと、後に続く番組のために、良い時のやめるのがいいというのが持論なんです」と説明。「他にも理由は山ほどある。今月4回の放送で丁寧に…」とリスナーに伝えた。

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