志らく 医療機関などへの寄付公表は「売名行為」に反論「お金が届くんだから…」

[ 2020年4月23日 10:31 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が23日、TBS「グッとラック!」(月~金前8・00)で、新型コロナウイルスに対応する医療機関などへの寄付の公表を「売名行為だ」などと指摘する声に反論した。

 ネット上では、多額の寄付などを好意的にとらえる声が多い一方で、「芸能人やスポーツ選手などの有名人は寄付したと自ら公表するなよ」「寄付は善意だろうけど公表してる時点で宣伝。別に匿名でもできる」などの意見も出ている。

 志らくは「公表しようがしまいが、それは自由だと思いますね。公表することによって、それが売名って言われているんだけど、売名だってお金が届くんだから、いいじゃないですか別に」と寄付の意義を強調。

 「人間やっぱり、どっかでね、売名っていうのは少しはありますよ。だって町のため、世のため、人のためにやったら銅像が立ったらうれしいでしょ。賞状もらうとうれしい。何かしたら、ちょっと褒めてもらいたい、っていうのが人間(には)あるから」と持論を展開。「それを売名という言葉で言うから何か気持ち悪るくなるだけで」と続けた。

 そして「別にそれをね、非難する必要はないですね。どんな売名だろうがどんな卑しい気持ちがあろうが、お金が届くことは事実なんですから。そこが大事なんですよ。こんなの非難する必要は全くない」と主張した。

 ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIは国立国際医療研究センターに1000万円を寄付したことを公表。ツイッターで「みなさん、寄付は、もし可能なら、公表したほうがいい。」と呼び掛け、「そうすることによって寄付先にさらに多くの寄付が集まりさらに多くの人が救われる」としている。

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2020年4月23日のニュース