さんま絶句「これは怖いな」 S・ウィリアムズに詰め寄られた審判が秘話披露

[ 2020年3月29日 22:59 ]

プロ野球・山崎夏生元審判員(右)からアウトを宣告される村上ショージ
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 MBSテレビ「痛快!明石家電視台」(月曜後11・56)の30日放送は「実際どうなん!?審判!」がテーマ。MCの明石家さんま(64)がプロスポーツの審判員7人と爆笑トークを繰り広げる。

 パ・リーグ一筋29年、通算1451試合で審判を務めた元プロ野球審判員・山崎夏生さん(64)ら、サッカー、テニス、ボディビルなど様々なプロスポーツの審判、元審判が集結。審判員の苦労や知られざるルールなどが明かされる。

 「審判には選手とは違った大変さがある」というテーマでは、全員がYESと回答。テニスの4大大会で線審を務める鶴淵志乃さんは、09年全米オープン女子シングルスの準決勝で起こった衝撃的なエピソードを披露。勝負が決まる大事な局面で、珍しい反則をしたセリーナ・ウィリアムズ(38)に、鶴淵さんが大胆判定。反則を宣告すると大激怒したセリーナに詰め寄られた。その試合を報じた新聞記事が披露されるが、さんまも「これは怖いな…」と絶句。巨額の罰金にも驚く。さらに10カ月後、鶴淵さんはセリーナから「1人きりでくること」を条件に呼び出しを受ける。

 元プロ野球審判員の山崎さんは、現役時代を「とにかく大変だった」と振り返る。当時、史上最多17回の退場を宣告したことでも知られるが、そのうち15回はミスジャッジだったと告白。現在のリクエスト制度が導入されていなかった当時は、たとえ自分の判定が「間違えた」と思っても、一度下した判定を覆すのはご法度の時代だった。実際にファウルをホームランと判定して大変な騒動になった試合をVTRで公開する。山崎さんの大誤審が元で、監督が入院する事態も起こった。

 他にも、W杯3位決定戦の線審を務めた元サッカー国際審判員・廣嶋禎数さんは「W杯の審判になるのは選手より大変」と打ち明ける。総合格闘技のレフェリー・梅木良則さんが「命がけ」という試合を止める際の危険なシーンを紹介。ボディビル国際審判員・木下喜樹さんが面白すぎて「一番の天敵」とぶっちゃけるコンテストの観客の掛け声がVTRを交えて紹介される。

 他の出演者は間寛平(70)、村上ショージ(64)、松尾伴内(56)、次長課長・河本準一(44)、井上聡(44)、アキナ・秋山賢太(36)、山名文和(39)ら。

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2020年3月29日のニュース