12年の歴史に幕 「にじいろジーン」3月いっぱいで終了 新番組は南キャン山里MCで調整

[ 2020年2月10日 04:00 ]

MCを務める(左から)ガレッジセール川田、飯豊まりえ、山口智充、ゴリ
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 フジテレビ系の土曜朝の情報バラエティー番組「にじいろジーン」(前8・30)が3月いっぱいで終了することが9日、分かった。2008年4月から放送しており、12年間で幕を閉じる。番組内容のマンネリ化を指摘する声が局内から上がっていた。

 同番組は大阪の関西テレビが制作し全国で放送されている。MCを山口智充(50)と「ガレッジセール」が務め、全国の観光スポット紹介や、女性を美しく変身させるコーナーが人気だった。

 番組が12年間続いたことは局内で高く評価されている一方、企画のマンネリ化とともに視聴率も低迷。同時間帯は日本テレビ系の報道番組「ウェークアップ!ぷらす」が好調で、テレビ朝日系の長寿紀行番組「朝だ!生です旅サラダ」も固定ファンが多い。いずれも在阪局の制作でしのぎを削るが、視聴率はこの2番組の後塵(こうじん)を拝している。

 2代続けて女性MCのトラブルでも話題になった。初代MCのベッキー(35)は、16年1月に不倫騒動で出演を取りやめた。直後の同年4月に加入した清水富美加(現・千眼美子、25)は、17年2月に宗教団体「幸福の科学」への出家騒動の影響で番組を降板した。現在の女性MCは飯豊まりえ(22)が務めている。

 4月以降は新たな情報バラエティー番組をスタートさせる。関係者は「制作陣も一新してリニューアルした番組をお届けしたい」と話している。関西テレビは新番組のメインMCに「南海キャンディーズ」の山里亮太(42)を立てる方向で調整を進めている。

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2020年2月10日のニュース