デ・ニーロものまねのテル 地域おこし協力隊PR、佐野市在住「環境変えたい人のきっかけに」

[ 2020年2月2日 17:36 ]

「地域おこし協力隊全国サミット」にサプライズ登場した栃木県佐野市在住のお笑い芸人テル
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 総務省が主催する「第6回地域おこし協力隊全国サミット」が2日、東京・六本木ミッドタウンで行われ、協力隊員ら約1000人が集まった。地域おこし協力隊は都市から地方へ移住して地域活動に従事するメンバーで、隊員数は10年間で約60倍に増えている。

 セレモニーには、米俳優ロバート・デ・ニーロのモノマネで知られるお笑い芸人のテル(50)がサプライズ登場した。栃木県佐野市の地域おこし隊員を務めており、「所属事務所から『佐野市から暇な芸人はいないかーと言われたけど、誰か住まないか』という一斉連絡が届いて、ちょうど暇だったので手を挙げた。愛媛出身なので佐野市には関係ないんだけど」と話して笑いを誘った。

 佐野市に移住して1年3カ月。「家賃が半分で部屋の広さは3倍なので快適。佐野の『あるある』を盛り込んだ歌を8曲作ったけど、ほとんどの市民が歌ってくれる」と気に入っている様子。地域おこし協力隊制度について「環境を変えたいという人にとって、いいきっかけになる」とアピールし「任期はあと2年。このまま住んで仕事できたら素敵だなあと思っている」と希望を明かした。

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2020年2月2日のニュース