ゴーン被告の海外逃亡 親交ある舛添前知事「外交旅券」使用の可能性を指摘

[ 2020年1月5日 12:50 ]

舛添要一氏
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 金融商品取引法違反罪などで起訴され、保釈中にレバノンへ逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)について、親交のある前東京都知事の舛添要一(71)が5日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で言及した。

 ゴーン被告の日本からの脱出手段については、楽器のケースの中に隠れたなどの可能性が指摘されている。この場合の荷物検査について、舛添氏は「(荷物を)チェックされないためのパスポートがあるんです」と、外交官や閣僚級の人物しか持てない「外交旅券」を紹介。これを見せれば荷物検査を受けることはないことなどを解説し、「大きな荷物の中にゴーン(被告)さんが隠れていても(荷物の中身を)見ちゃいけない」と、“外交官特権”が脱出手段となった可能性について述べた。

 舛添氏は、ゴーン被告と都知事時代に2人で会食して意気投合したという。

 本来なら出来ないはずの出国について、元東京高裁判事で番組レギュラーの細野敦弁護士(55)は「もし、テロリストが出入国管理の網をくぐることができるとしたらそこが問題」と出入国システムを問題視。他の番組共演者も、舛添氏の主張どおり「外交旅券」を使ったとしても、その入手方法など「第三者の協力がないとできない」との見方を示した。

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2020年1月5日のニュース