国母容疑者 大量密輸“売人”だった!? 田代まさし容疑者は“水の泡”

[ 2019年11月10日 12:00 ]

国母和宏容疑者
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 【覆面座談会】日本8強の快進撃でラグビーW杯の熱が冷めやらぬ中、チュートリアル徳井義実(44)の1億2000万円の申告漏れや、元五輪スノーボード男子代表の国母和宏容疑者(31)が大麻取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕されるなどスキャンダラスな問題も続きました。そんな事件の真相にいつもの覆面メンバーが迫ります!

 本紙デスク プロスノーボーダーの国母容疑者が、米国から大麻を密輸した疑いで6日に逮捕された。有名なオリンピアンだけに衝撃も大きい。営利目的とみられている。

 ワイドショーデスク(以下ワイドデスク) 空輸した量が約57グラムとかなり多かった。使用するとなると100回以上の量とされる。だから営利目的の可能性があると判断されたのだろう。これが事実であれば“売人”ということ。プロスノーボーダーとして活動しているから、お金に困っている様子はなかった。

 週刊誌記者 最近は米国を拠点に活動をしていたようです。米国では大麻の合法化が進んでいるので、現地では当たり前のように入手できていた可能性もあります。

 リポーター 彼のことで記憶に残るのは、やっぱり「腰パン騒動」。バンクーバー五輪時に公式スーツを着崩して現地入り。批判を受けた後の会見で「チッ、うるせーな」「反省してま~す」と人を小ばかにするような態度でした。あれが印象を悪くした。

 本紙デスク ただ、競技の一線を退いた後は、子育てにも熱心で、テレビでその様子を明かしたこともあった。いい大人になったと思っていたけど…。

 ワイドデスク 同じ日に飛び込んできたのが、田代まさし容疑者の逮捕だ。またも覚醒剤事件。これで薬物での逮捕は5度目だ。

 週刊誌記者 「またか」と何度言えばいいのか。内偵捜査は8月から進められていた。最近は不審な行動も見かけられていたようです。

 リポーター 長く薬物依存に苦しんでいたけど、14年に仮釈放されてからは民間のリハビリ施設「ダルク」に入所。職員としても働いて、自らの体験から薬物の怖さを語る活動もしていた。なのに、なぜ?という気持ちが大きい。これまでの努力が水の泡だ。

 ワイドデスク 一方で、覚醒剤に手を染めて16年に逮捕された清原和博氏は7日、野球界に“復帰”した。30日に行われる野球のワールドトライアウトで監督を務めるため、予選会を視察した。

 週刊誌記者 つきものが取れたような笑顔が印象的だった。やっぱり野球が好きなんだろうね。来年には有罪判決の執行猶予期間も明ける。何か野球に関する仕事に就けるといいんだけど。

 リポーター 今も薬物依存の治療を継続中。「薬物に対して必死に頑張ってる」と話していました。強い気持ちを持ち続けてほしいです。

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