八代英輝氏 両親の1歳三男へのエアガン発射容疑に「市民が気づいても児相は問題ないっていうふうに…」

[ 2019年11月8日 11:40 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が8日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。福岡県田川市で昨年11月下旬に当時1歳の三男にエアガンを多数発射したとして両親が逮捕された傷害事件について言及した。

 捜査関係者らによると、両親は「撃ったことはない」と容疑を否認しているが、当時3歳だった長男は父親がエアガンを撃ったとの説明をしているという。また。事件をめぐっては、県田川児童相談所と市に同7月、市民から「三男の泣き声がせず、姿を見かけない」との情報提供があったにもかかわらず、約20日間にわたって直接会って安全確認をしていなかった。児相と市は「昨年6月下旬に様子を確認し異常がなかった」ことなどから、この情報を虐待通告とは受け止めなかったといい、県警と共有していなかった。

 八代氏は「虐待を加えたことを自分の子どものせいにするのは本当に親の資格がない」と指摘した。そして、児相の対応に「市民が気づいても児相は問題ないっていうふうにしてしまうケースが多い。どうしても初期対応ってところが、児相の人の資質とか問題意識にかかってしまうようになると、ここに任せていいのかなって思います」とし、「初期対応は強制力が持っている警察がすべきだと思う。警察に市民の方が通報してくれたら、恐らくすぐ警察来るだろうから20日間もかかるなんてことないでしょうし」と話した。

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2019年11月8日のニュース