日本テレビ 吉本興業に「ガバナンス徹底」申し入れ チュート徳井の申告漏れで

[ 2019年10月28日 15:29 ]

日本テレビ社屋
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 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が7年間で計約1億2000万円の申告漏れなどを東京国税局から指摘された問題で、日本テレビの小杉善信社長は28日の定例会見で、徳井が所属する吉本興業にガバナンス(企業統治)の徹底を申し入れたことを明らかにした。

 吉本興業の所属タレントを巡っては、6月に「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)らに詐欺グループとの間で闇営業が発覚。日本テレビも出演番組の対応に追われた経緯がある。

 小杉社長は「吉本興業さんとは前回(闇営業発覚の際)に申し入れ書を出して、先方とのやり取りをやった経緯がある」と説明。「今回も国民の義務などに関して社会的責任のある出演者に対してのガバナンスをきちんとして欲しいと申し入れています」と、先週まで要望を伝えたという。

 徳井については「社会的に影響のある方なので、その方が国民の義務を果たしていなかったのは非常に残念」と述べ、「悪意がどれだけあったかではなく、今回は結果責任をみていかないといけない」とも付け加えた。

 徳井は福田充徳(44)とのコンビで「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)と「しゃべくり007」(同後10・00)に、ソロでも「衝撃のアノ人に会ってみた!」(水曜後7・00) と「今夜くらべてみました」(同後9・00)にレギュラー出演していた。11月1日の金曜ロードショー「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」(15年作品)にも日本語吹き替え版に声優として出演している。

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2019年10月28日のニュース